去年の春先ごろから肌断食を始めました。
それから約一年半が経ったので現在の肌の状態について書こうと思います。
結論から言うと、「目に見えて良くなったわけでもないけど、悪くもならない」という感じです。
肌断食に至った経緯
まず、肌断食に至った経緯をお伝えすると、去年の春先、花粉の訪れと共にどんなスキンケア用品を使っても頬がヒリヒリするようになりました。
日焼け止めも使えず、洗顔料も使えません。
使えるのは純石鹸と、高精製のワセリン(プロペト、サンホワイト)ぐらいです。ワセリンもつけすぎるとヒリヒリしてしまいます。

この肌状態のまま合うスキンケアを探し続けても、お金も時間も無駄になっちゃいそうだなあ…
と思い、この流れで肌断食をする事にしました。
ちょうどコロナ禍に入った所で、皮膚科にもあまり行けず、自粛やマスク生活になったのでそうせざるを得なかったとも言えます。
ざっくり肌断食とは
肌断食とは、化粧水や乳液を使わず、メイクもお湯や洗顔で落ちる物を使用し、洗顔のみをするスキンケアです。
極力肌に何もしない事で、肌本来の再生能力を活かす美容法です。
更に噛み砕いて言うと。
・洗顔はぬるま湯または純石鹸のみ
・洗顔後は何もつけない
・どうしても乾燥する場合は米粒大の高精製のワセリンを優しくつける
といったスキンケアです。


書籍も何冊か読みました。
こちらの最新版 肌断食 スキンケア、やめました [ 平野 卿子 ]も分かりやくてオススメです。
お肌の状態


肌断食を始めてから一年半経ったお肌の状態についてですが、
冒頭でも書きましたが、
「目に見えて良くなったわけでもないけど、悪くもならない」
と言うのが正直な感想です。
記録をしていないのでビフォーアフターをお見せすることはできないのですが、未だに純石鹸以外の洗顔料を使うと頬がヒリヒリします。(牛乳石鹸でもヒリヒリします)
角栓によるザラつき、毛穴の開きもありますし、吹き出物とまではいかないけれど赤みがある部分もあります。
一年半前に比べて劇的に良くなった部分というのは正直ありません。
が、純石鹸とワセリン以外使わないので、ヒリヒリしなくなったし、角栓やザラつきはあれど、肌がふっくら柔らかくなってきたような気がします。
そして、たまにフェイスラインから首にかけて、大きな吹き出物が出ていたのですが、それがなくなりました。
これは嬉しい変化でした。
肌断食は時間がかかるスキンケア方法


肌断食関連の情報を見ると、効果が出始めるのは早くても3ヶ月程かかるそうです。
それなりに「肌が良くなった」と実感するのには3年要する場合もあるそうです。
なので、一年半と言うのはまだまだ道の途中なのかもしれません。
個人的にはこれからも肌断食を続けようと思っています。
劇的な変化は見られなくても悪くもならないのならもう少し様子を見ていきたいし、
洗顔後何もしなくていい肌断食は、ズボラな私にとても合っているからです。
まとめと注意事項
今回は肌断食を一年半続けた感想を書いてみました。
目には見えないけれど、少しずつ少しずつ肌が良くなっている気がしています。
ただ、いきなり何もかもをやめて肌断食をすると失敗してしまう場合があります。


数年前に肌断食にトライした事があるのですか、脂漏性皮膚炎になってしまいました。
もし、肌断食を始めようと思っている方はしっかりと情報収集をしてから取り掛かるのをオススメします。